『プリズン・ブレイク』シーズン5 #2「光の首長」感想

シーズン5からの新しい登場人物たち

シバ(インバー・ラヴィ)

イエメンでの協力者。体制側の人間である父親を国外に逃がそうとしている。

ウィップオーガスタス・プリュー)

マイケルの愉快な仲間その1。今回の脱獄の相棒ポジションの人間。ウィップは「利き腕」という意味の渾名で、本名は不明。

シド(クナル・シャーマ)

マイケルの愉快な仲間その2。同性愛の罪で服役しており、囚人からの私刑を恐れている。

ジャリック・ユーン

マイケルの愉快な仲間その3。ヤク中のハッカー。名前が短すぎる。

アブ・ラマール(ヌーマン・アジャル)

オギュギア刑務所に収監されている過激派組織の指導者。なんとマイケルの愉快な仲間その4であることが判明する。

 

ざっくりとしたあらすじ

マイケルから「光の首長」というメッセージを受け取ったリンカーンは、シーノート・シバと共に暗号を解き、電気局局長の救出に成功する。一方サラは国務省でケラーマンと再会。マイケルがCIA副長官のハーラン・ゲインズを殺害したこと、現在は「カニエル・オウティス」という名前で服役していることを知らされる。脱獄に必要な停電の手筈が整ったところで、過激派組織の指導者アブ・ラマールが一般房に移されてしまうが、マイケルは彼と敵対するどころか抱擁を交わすのだった。 

 

感想 

今回はスクレやティーバッグといったおなじみの面子は登場しませんでしたが、代わりに刑務所内での様子がだんだんわかってきました。

相棒役のウィップや電気局長の息子シドは役に立ちそうですね。ハッカーはシーズン4であっさり死んだ奴がいただけに不安が拭いきれない。

てっきり今シーズンの敵になると思っていたアブ・ラマールがマイケルと内通していたという展開は普通にびっくり。『HOMELAND』のアブ・ナジールと頭の中でごっちゃになりそうなので気をつけたい。

とりあえずケラーマンが再登場してくれて嬉しい。いつの間に議員から官僚に転身してたんだ。

『プリズン・ブレイク』シーズン5 #1「死者からの手紙」感想

ぼくが愛してやまない『プリズン・ブレイク』の最新シリーズが始まったので感想を残しておきたいと思います。

愛してやまないわりにこれまでのストーリーは結構うろ覚えなんだけど思い出しながら楽しんでいきたいです。

 

ざっくりとしたストーリー

フォックスリバー刑務所から出所したティーバッグのもとにマイケルの生存を知らせる手紙が届く。それを聞いたリンカーンは暗号を解いてさっそくイエメンに乗り込もうとするが、謎の敵に命を狙われるようになってしまう。ようやく辿り着いたオギュギア刑務所でマイケルと再会を果たすが、マイケルは「そんな人間は知らない」とリンカーンを突っぱねてしまう。

 

うろ覚えな登場人物たち

マイケル・スコフィールドウェントワース・ミラー

元建築技師にして脱獄王。『ファイナル・ブレイク』で感電死したものと思われていたが、イエメンで懲りもせずに刑務所生活を送っていたことが判明する。 

リンカーン・バローズ(ドミニク・パーセル

マイケルの兄。弟の死後またしても落ちぶれていた模様。マイケルを助けるため無謀にも政情不安のイエメンに乗り込む。

サラ・タンクレディ(サラ・ウェイン・キャリーズ)

元ヤク中のヒロイン。マイケルとの息子を育てながら今は新しい男と再婚している。『ウォーキング・デッド』の二の舞にならないことを祈りたい。

セオドア・"ティーバッグ"・バッグウェル(ロバート・ネッパー)

フォックスリバーに収容されていた超凶悪犯だったが、どういうわけだか釈放されてしまう。完全に司法制度の敗北である。

フェルナンド・スクレアマウリー・ノラスコ

マイケルと同房だった気の良いプエルトリカン。今は船で働いているらしい。今回もどうか無事に生き延びて欲しい。

ベンジャミン・マイルズ・"シーノート"・フランクリン(ロックモンド・ダンバー)

元軍人だったが現在ではビンラディンのような髭を生やしている男。今回は中東に伝手を持つ便利重要キャラとしてリンカーンに同行する。

 

感想

久々にあのプリズン・ブレイクが帰ってきた!って感じで懐かしい気持ちになりました。あのオープニングテーマのアレンジバージョンが流れてきた瞬間テンションが最高潮になった。

あと8年経ってるのにキャストの見た目があんまり変わってなくてびっくりしました。(シーノートだけ最初誰かわからなかったけど)

 

今回は全9話のミニシリーズということでペースが速いのも良かったです。

新たな舞台となるオギュギア刑務所は刑務官もいるのでSONAほどの無法地帯では無さそうだけどアメリカ人には厳しそうな環境ですね。首尾よく刑務所から脱出できてもイエメンからの出国がまた大変そうだし前途多難だなあ。

 

マイケルは記憶が無さそうな態度だったけど彼のことだからきっと演技なんでしょうね。「オウティス」と呼ばれているテロリストが物語の鍵を握ることになりそう。

しかしサラはマイアミの刑務所から脱獄してたと思うんけど呑気にアメリカで暮らしたりしてて大丈夫なんですかね。

 

全体的にはこれからが楽しみな1話で満足でした。ただマホーン役のウィリアム・フィクナーが出演しないらしいことだけが残念。LJとかソフィアは現状不明だけどこれまでのシリーズで出てきたキャラクターたちが今後登場する可能性はあるのかな。

個人的にはケラーマンの再登場に期待してるんだけどどうだろう。確か最後は下院議員になってたけどどうにかストーリーに関わってこないかな。

『サバイバー:宿命の大統領』大統領の資格とは?

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引用元:Watch Designated Survivor TV Show - ABC.com

 

今年1月20日に大統領就任式が行われ、ドナルド・トランプ新大統領が誕生しました。

何と言っても様々な方面で敵の多いトランプ氏なので、就任式当日は暗殺や暴動などに備え、1億ドル以上をかけた厳重な警備態勢が敷かれたそうです。

パレードの映像を見ているだけでも、耐爆処理の施された大統領専用車に乗り込み、周囲を大勢のシークレットサービスで固めている合衆国大統領の命を狙うというのがどれほど至難の業なのかということがよく分かります。

しかし、もしも本当にテロが起こってしまったら一体どうなるのか? たとえば、全閣僚と全議員が集結する議事堂が爆破されてしまったら政府はどうなってしまうのか?      

米ABCの新ドラマシリーズ『サバイバー:宿命の大統領』(原題:DESIGNATED SURVIVOR)はそんな「もしも」の世界を描いた作品です。

アメリカの政界に実際に存在する「指定生存者」制度という仕組みを題材に、「もしも全閣僚と議員がテロによって死亡したらどうなるか?」という大胆なシチュエーションで展開するストーリーは、今までの政治ドラマとは一味違った魅力を持っていると言えるでしょう。

『サバイバー』は、『ハウス・オブ・カード』のような陰謀渦巻く政界の裏側を描くと同時に、『24-TWENTY FOUR-』『ホームランドのようなテロとの対決を並行して描写しており、単なる政治ドラマという以上にサスペンス色の強い作品となっています。

 

  • あらすじ
  • 主要な登場人物
  • 指定生存者とは?  
  • 大統領に"なってしまった"男
  • テロとの戦い」  
  • 大統領の資格  

 

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