この前Kindleの端末を買ったんだけど便利ですね。
いつもならわざわざ買わないような本でもつい読みたくなっちゃう。
『エマ』
あらすじ
村一番のお嬢さまであるエマ・ウッドハウスは、美人で頭もいいけど自分の恋愛にはまるで興味なし。その代わりに思いつきで村の人々の縁結びをしようと躍起になるものの、ちっともうまくいかないどころかどんどんおかしな事態に。
1815年に刊行されたジェイン・オースティンの長編小説。
『高慢と偏見』よりもさらにコメディ色が強い作品で、とても読みやすかった。
この作品の面白いところは、小さな村の狭い人間関係の中だけで物語が完結しているところ。一歩も村の外に出ないのに、軽妙な会話劇とユーモア溢れる人物描写のおかげで最後まで飽きさせることがなく楽しませてくれるのがすごい。
主人公のエマも最初は独りよがりで共感しにくいんだけど、空回りしたり反省したりを繰り返す姿を見ているうちにどんどん愛らしく感じてくる。
読み終わったあとで映画版も見てみたけど綺麗にまとまってて面白かった。グウィネス・パルトローが若い。
『medium 霊媒探偵城塚翡翠』
あらすじ
推理作家の香月史郎は、死者と通じ合うことのできる霊媒の美女・城塚翡翠の力を借りて数々の難事件を解決してきた。そんな彼のもとに、若い女性を狙った連続殺人事件の調査依頼が舞い込む。いっさい痕跡を残さない殺人鬼の正体を突き止める方法があるとすれば、翡翠の超常の力だけなのだが…。
ツイッターの萌豚さんがオススメしてたやつ。
この世ならざる存在から情報を引き出すことのできる二眼二足の翡翠ちゃんの力を使って、主人公が虚構の推理で犯人を追い詰めていく。
オカルトとロジックを組み合わせたアイディアが面白いミステリだった。
ちょっと理屈っぽすぎる部分もあるけれど、それらも含め、全体を通してよく考えられた展開に感心させられる。
推理もの読むの久々だったから楽しかったです。全然違うけどちょっとだけ黒澤明の『羅生門』を思い出した。
『がっこうぐらし!』 12巻
がっこうぐらし! 12 (まんがタイムKR フォワードコミックス)
- 作者:原作/海法紀光[ニトロプラス] 作画/千葉サドル
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2020/01/10
- メディア: コミック
あらすじ
大学を離れ、黒幕ランダル・コーポレーションからの逃避行を続ける学園生活部だったが、胡桃ちゃんは死にかけだし軍隊や核ミサイルに狙われるしで超ヤバい。
美少女×ゾンビの新境地を開拓したがっこうぐらし!の最終巻。
喜来比嘉子ちゃんの太ももを最後にもう一度見られて嬉しかった。
詳しくは以下の記事を参照。
『はいふり』1〜6巻
あらすじ
機関長の柳原麻侖でい!晴風クラスに集まったみんなの前日譚を描くコミックスがはやくも登場!『はいふり』第1巻、絶賛発売中でい!
阿部かなり先生よりはいふりのことわかってる人いないと思う。
2巻で止まってたんだけど一気に最新刊まで読んじゃった。
アニメではほとんど見られない各キャラクターの個性とか絡みがたくさん描かれるのでめちゃめちゃ楽しい。みんなでみなみさんのファッションショーする回萌えの塊ですね。
榊原つむぎちゃんと山辺あゆみちゃんのことどんどん好きになってる。
一刻もはやくアニメ化したほうがいいよ。
*
なるべくアニメと映画を見るのに時間を使いたいから最近はなかなか本を読むタイミングがないんだけど、この機会にちょっとずつ読んでいきたい。オススメの作品募集中です。女の子が可愛いとなお良しです。
ちなみに『アイリッシュマン』の原作もけっこう前に買ったんだけど読みづらくて完全に放置してる。
行きつけの映画館でとうとう劇場版ハイスクール・フリートの上映が終わってしまって寂しい。
毎週はいふりの話してる気がする。
(おわり)