いえ、RATtウイルスです。
いよいよ来週から『ウォーキング・デッド』シーズン10の後半戦がスタートします!
いまだに前半見てないけど。
見なきゃ見なきゃと思いつつなかなか気力が湧いてこない。
いろいろ新キャラも出てきて物語自体は面白くなってきてるんだけど、とにかく展開が遅い。
原作コミックも完結したらしいし、そろそろ風呂敷を畳んでほしいところ。
完結といえば、最近ようやく『がっこうぐらし!』の最終巻を読みました。
がっこうぐらし! 12 (まんがタイムKR フォワードコミックス)
- 作者:原作/海法紀光[ニトロプラス] 作画/千葉サドル
- 出版社/メーカー: 芳文社
- 発売日: 2020/01/10
- メディア: コミック
最初は「女の子が可愛くてゾンビが出てきて女の子がべらぼうに可愛い漫画」としか思ってなかったんだけど、いろいろゾンビ映画を見るようになってから改めて読むと、キャラクターの心情描写とか物語の運び方とかミスリードの引き方とかがすごくしっかりしてて、ちゃんとゾンビ物してることに感心した。
ゾンビ物の楽しみ方って人によって違うと思うんだけど、個人的には「ゾンビ世界に生きる人々の人間ドラマ」が一番の見どころだと思ってるので、かなりツボな作品でした。アニメしか見てない人は絶対漫画も読んでほしい。
そしてなによりも漫画は絵が破茶滅茶に可愛い。ぼくはやっぱり直樹美紀ちゃん!!
かなり急に最終回を迎えた気はしたけど、大学編も終わったので良い潮時だった気がします。
慌てて風呂敷を畳んだせいか色々と伏線をぶん投げた感はあったものの、ゾンビ物なのでそこはご愛嬌。
終盤は核兵器とか人工知能とか男とかが出てきてちょっと不安に思った瞬間もあったんだけど、間延びすることなく綺麗に完結してくれてよかった。
素敵な作品をありがとうございました。
ゾンビ物は長引くと本当にろくなことがない。
ウォーキングデッドユニバースとか言ってる場合じゃないんですよマジで。
全然内容わからないけどPS4のダリルが主人公のゲームちょっと気になってる。ゾンビは出てこなさそう。
あと、原作読み終えた勢いで実写映画も見ました。面白かったです。
誰が見ても楽しめる映画と言えるかはわからないけど、原作の実写化という点ではかなり頑張っていたと思う。
原作の要所をうまく抽出しつつ、きちんとキャラクターを描いていたしドラマ性もあった。アニメ版より原作の持ち味をうまく表現できていたんじゃないかな。
近頃は邦画でも『カメラを止めるな!』とか『屍人荘の殺人』(重大なネタバレにつき反転)とかユニークなゾンビ物がいろいろ出てきてて嬉しいですね。
はじめての方にオススメのゾンビ映画8選
ゾンビ映画の"お約束"をこれでもかと詰め込んだスターターパックみたいな映画なので、入門編にはうってつけ。
じつはリメイク作品だけどほとんど原型を留めてないので気にしなくて大丈夫。
これだけ見ておけば大抵のパロディやあるあるネタにはついていけるようになる。
「走るゾンビ」に否定的な人もいるけど、エンタメ性を高めるためにはアリだと思う。
ゾンビ・コメディ物ではもっとも有名な作品。
基本ずっとギャグなんだけどゴア描写にもしっかり力を入れているところにゾンビ愛を感じる。
結局真面目にホラーやってるゾンビ映画よりもこっちの方が面白いという身も蓋もない話。
『ゾンビランド』
こちらもコメディ。ゾンビ映画はコメディの方が完成度高くなりがち。
視聴者がゾンビ映画を見ながら常々「こうすればいいのに」と思ってる対処法を実際に取り入れていくメタな演出が楽しい。
最新作の『ゾンビランド:ダブルタップ』も要チェック。
『REC/レック』
POV(一人称視点)方式で描かれるユニークなスペイン映画。
視界が限定されるのでどこからゾンビが飛び出してくるのかわからなくて怖い。
でも一番怖いのはどんなにヤバい状況でも絶対に撮影をやめないカメラマン。
ゾンビの主人公が人間の女性に恋をするという、ちょっと異色なラブコメもの。
もうなんでもアリじゃんというゾンビ映画の幅の広さを感じる一品。
主演ブラッド・ピット(オスカー受賞おめでとう!)、製作費2億ドルというゾンビ映画らしからぬ金のかかったハリウッド映画。
前半の圧倒的スケールから後半で予算が尽きてどんどん尻すぼみになっていく過程が面白い。
ウイルス学者がコケるシーン絶対笑うから見て。
ゾンビ映画の礎を築いた「ロメロ三部作」の第1作目。
一番有名なのは2作目なんだけど、個人的にはこっちのほうが好き。
アクションもパニックもない地味な作品だけど、独特で不気味な雰囲気や密室での人間ドラマが面白い。
皮肉たっぷりのオチも良い。
『28日後…』
厳密には死者ではなく感染者なので、ゾンビ映画にカテゴライズされるべきか意見の分かれる作品ではある。
ゾンビたちが超本気の全力疾走で襲いかかってくるので生存の難易度が異常に高い。
この映画に出てくるRAGEウイルスがはいふりのRATtウイルスの元ネタなんじゃないかと密かに疑っている。
はいふり3回目、特典は航海科でした。
最初の障害物競走の時この3人も見張要員としてしっかり一緒に乗ってるのなんかいいよね。
ただ一番欲しかったりっちゃんかよちゃんが出なかったのはちょっと残念。
特典コミックも良かったです。最近あず社長とつばめ専務のことが気になって頭から離れない。
(おわり)