ツイッターで最弱無敗の神装機竜を見てるオタクを見てたらぼくも見たくなったので見た。
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女の子はめちゃめちゃ可愛いけど話の内容はさっぱり頭に入ってこないこの感じがたまらない。
アイリ・アーカディアちゃんが画面に映るたびこれになってしまう。
やっぱりAパート開始から約31秒で風呂場に乱入するアニメは格が違うぜ。
ぜったいにお腹の紋章を見られたくないというわりにみんなといっしょに大浴場に入ってるというガバガバ加減が愛おしい。
ドラゴン・タトゥーの女 pic.twitter.com/8e9imyi6pk
— しあ (@123sheer) 2019年2月3日
全米が沸いた名シーン
そう、前科を背負った主人公と身体にタトゥーを入れた女の子が活躍する作品といえば忘れちゃいけないのが『ドラゴン・タトゥーの女』ですよね。
『ドラゴン・タトゥーの女』は2011年に公開されたアメリカ映画です。
主演は007シリーズで知られるダニエル・クレイグと今や売れっ子女優となったルーニー・マーラ。
そして監督はオタクの大好きなデヴィッド・フィンチャー。
スウェーデンの孤島を舞台に、ベテラン記者の男と天才ハッカーの少女がとある一族に隠された恐るべき秘密を解き明かす本格ミステリです。
孤独な天才ハッカーのリスベットちゃんが主人公の気を惹こうと健気にがんばる姿は天才エンジニアのリーズシャルテちゃんと重なるところがありますね。ありませんね。
ちなみにこの映画には原作があります。
ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女(上・下合本版) (ハヤカワ・ミステリ文庫)
- 作者:スティーグ・ラーソン,ヘレンハルメ 美穂,岩澤 雅利
- 発売日: 2012/08/01
- メディア: Kindle版
原作は『ミレニアム』というタイトルで刊行されたスウェーデンの推理小説で、世界中で爆発的なヒットを果たし、とくに本国スウェーデンでは読んでないと職場の話題についていけないと言われるぐらいの熱狂ぶりだったそうです。
今期でいう「はめふら」みたいな感じですね。
ちなみに三部作であり、映画化された『ドラゴン・タトゥーの女』はその第一部にあたるストーリーです。
著者のスティーグ・ラーソンは作中の主人公と同じジャーナリストであり、小説としてはこの作品が処女作でした。
一気に三部作を書き上げ、すでに続編にも手をつけていたそうですが、第1巻の発売前に心臓発作で急逝してしまいます。シリーズの大成功を知ることなく亡くなってしまったのはなんとも残念な話です。
ぼくは第一部だけ読んだのですが、非常に重厚で読み応えのある作品でした。
じつはこの三部作は本国スウェーデンで過去に一度映画化されており、フィンチャー版はリメイクという立ち位置になります。
あとからスウェーデン版も見てみたのですが、原作ともフィンチャー版ともまったく違った雰囲気になっていて面白かったです。
そこで今回は、前半では見たことのない人向けに映画の注目ポイントを、後半では見たことのある人向けに原作やオリジナル版との比較などについてまとめていきます。
映画の注目ポイント
あらすじ
社会派雑誌『ミレニアム』の記者ミカエル・ブルムクヴィストは、スウェーデンの大物実業家ヴェンネルストレムの不正を告発する記事を掲載するが、逆に名誉毀損で訴えられて敗訴してしまう。
全財産を失ったうえに『ミレニアム』も廃刊の危機に陥ってしまい追い詰められたミカエルのもとに、突然ディルク・フルーデと名乗る弁護士から仕事の依頼が舞い込む。
彼はスウェーデンの巨大企業ヴァンゲル・グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルの代理人だという。
半信半疑でヴァンゲル一族の暮らす孤島を訪れるミカエル。
ヘンリックの依頼は、40年前に失踪した少女ハリエット・ヴァンゲルにまつわる謎を解き明かしてほしいというものだった。
ヴァンゲル家の人間はみな権力に取り憑かれており、お互いに憎み合っている。
会長であるヘンリックを失脚させるため、彼のお気に入りだったハリエットを何者かが消し去ったに違いない。
彼女はヴァンゲル一族の誰かに殺されたのだ。
見返りとして裁判の結果を覆す証拠を差し出すと提示されたミカエルは、島に住み込んで調査を開始することに。
背中に大きなドラゴンのタトゥーを入れた天才ハッカーの少女リスベット・サランデルの協力を得て、徐々に一族の闇に迫っていく。
おもな登場人物
ミカエル・ブルムクヴィスト
『ミレニアム』の記者。ヘンリックの依頼を受け、ハリエット失踪事件の謎を追う。正義感が強く頭も切れるが女に弱い。別れた妻とのあいだに娘のペニラがいる。
リスベット・サランデル
フリーランスの調査員。背中に大きなドラゴンのタトゥーがある。
天才的なハッキング技術と記憶能力を持ち、どんな情報でも引き出すことができる。
エリカ・ベルジェ
『ミレニアム』編集長。ミカエルとは旧知の間柄であり、愛人関係でもある。
ヘンリック・ヴァンゲル
ヴァンゲル・グループの前会長。ハリエットを殺した犯人が一族のなかにいると考え、ミカエルに調査を依頼する。
ハリエット・ヴァンゲル
ヘンリックの兄リカルドの孫娘。才気溢れる美しい少女だったが、16歳のときに突然失踪。それから40年、彼女の姿を見た者はいない。
マルティン・ヴァンゲル
ハリエットの兄。ヴァンゲル・グループの現会長。
ハラルド・ヴァンゲル
ヘンリックの兄。若いころからナチズムに傾倒しており、ヘンリックとは不仲。
セシリア・ヴァンゲル
ハラルドの娘。高圧的な態度で、一族の過去を嗅ぎ回るミカエルを警戒する。
アニタ・ヴァンゲル
セシリアの妹。ハリエットと親しかった。家族とは絶縁状態にあり、国外に出たっきり長いあいだ戻っていない。
ニルス・ビュルマン
リスベットの後見人。後見人という立場を盾に、リスベットに関係を迫る。
ハンス=エリック・ヴェンネルストレム
ヴェンネルストレム・グループの頭取で、スウェーデン経済界の大物実業家。
フィルフィ・アイングラム
アイングラム財閥の次女でルクスの幼馴染。本作には登場しない。
ただでさえ出てくる名前が北欧系で覚えづらいうえに人数も多いので、初見では混乱しがちである。
ユリエ=シグトゥーナとかだったら覚えやすいのにね。
ちなみにヤーとは言わないけどリスベットちゃんが帰ってきたときに言う"Hey, hey"っていうセリフが可愛い(吹替だと「帰ったよ!」)。スウェーデン特有の挨拶の表現らしいです。
ともあれ最初は家系図を確認しながら見ると整理しやすいのでおすすめ。
(参考1)ヴァンゲル一族の家系図
※ヘンリックから見たハリエットは兄の孫、すなわち姪孫にあたる
原作ではさらに多くの親族が登場しますが、映画では簡略化のためギリギリまで削られています。
スウェーデン版映画ではさらにわかりやすくするため、ゴットフリードはヘンリックの弟という設定に改変されています。(つまりヘンリックとハリエットが伯父と姪の関係になっている)
これら一族に加え、事件当日に島にいた容疑者としてゴットフリードの妻イザベラ、ヘンリックの弁護士フルーデ、ヴァンゲル家の管理人グンナルなども出てきますが、いっぺんに覚えなくても大丈夫です。
(参考2)ルクっちガールズの相関図
こちらはさらに複雑ですね。 アイリちゃん頑張れ。
映画の見どころ
事件の解明そのものもそうですが、一番の見どころはなんといってもミカエルとリスベットのコンビ。
つねに周囲に反発し、人と打ち解けることができないリスベットが、ぎこちないながらも少しずつミカエルに心を開いていく過程が良い。
もうひとつ注目してほしいのはキャストとキャラクターのギャップ。
ダニエル・クレイグは007をはじめタフでマッシブなイメージがありますが、本作のミカエルは頭こそ切れるものの戦闘力はほぼ皆無で、一回り以上年下のリスベットにも常にタジタジです。
一方のルーニー・マーラも裕福な家柄の出身のお嬢様であり、タトゥーとピアスまみれのリスベットとは正反対。
後半で触れますが、ミカエルとリスベットのキャラクターはあえて男性性と女性性をひっくり返したような配役になっているのが面白いところで、見ているうちにまるでミカエルのほうがヒロインのように感じてきます。
なのでウィッチクラフトワークスみたいな作品が好きな人にもおすすめですね。
ぼくは多華宮霞ちゃん!
というわけでひとまずは見てもらいたいのですが、一部暴力的なシーンやセクシャルなシーンも含まれるので苦手な方はご注意ください。日本版だけ謎のモザイクが入ってるんだけど違和感ありすぎて面白い。
ハリエットちゃんの行方よりも今週行方不明になってしまったマリア・キャンベルちゃんの行方が気になってしかたない。
後半に続きます。
※ここから先は結末までのすべてのネタバレを含みますのでご注意ください。
作品解説
本作のテーマについて
一連の連続殺人の黒幕はハリエットの兄・マルティンでした。
衝撃的な展開ではありますが、あれだけ大量の情報で前振りされたわりには思ったよりも単純な真相だったな…と感じた人も多いかもしれません。
そう、この作品では複雑な家族構成、橋の事故、犯行時刻のアリバイ、ナチス、キリスト教などさまざまな要素が出てきますが、そのほとんどが事件の真相とは無関係なのです。
もちろん謎解きのヒントとして多少関わってくるものもありますが、作品のテーマにとって重要な要素ではありません。これらの要素は観客の目を惑わせるミスディレクション(名探偵コナンで覚えた)として機能しています。
それではこの映画における主題とはなんだったのでしょうか?
本作のタイトルは、英題では"The Girl with the Dragon Tatoo"(ドラゴン・タトゥーの女)、すなわちリスベットを指したタイトルになっていますが、小説の原題は "Män som hatar kvinnor" (女を憎む男)となっています。
すなわち、男性から女性に対して行われる暴力を題材にした作品ということです。
この作品に出てくる悪人はみな、女性を虐げる男性です。
ビュルマン弁護士は社会的弱者であるリスベットに性的暴行を行い、またゴットフリードとマルティンもハリエットを虐げていました。
クライマックスにおけるリスベットの"May I kill him?"(ブッ殺していい?)はそんな社会に対するリスベットの怒りを端的に表したセリフになっています。
(フィンチャー曰く、このセリフはミカエルに許可を求めたわけではなく、男性である彼に対して「(男性から女性への暴力について)同じ怒りを感じているよね?」といった共感を迫る意味合いがあるということです)
原作の訳者あとがきを読んでなるほどと思ったのですが、著者のラーソンは性別による先入観を意識的にひっくり返す目的で、ミカエルのキャラクターを女性的に、リスベットのキャラクターを男性的に描いたそうです。
男性不信に陥っていたリスベットは唯一対等に接してくれたミカエルに少しずつ心を開いていくわけですが、映画だとリスベットのアプローチはやや唐突に感じますね。
彼女の機微が映画だとやや伝わりにくいのが残念なところ。
劇中における疑問点
映画を見ただけではわかりづらいポイントについてまとめてみました。
1.オープニング・クレジットの意味は?
レッド・ツェッペリンの"Immigrant Song"のカバーに合わせて流れる派手なオープニング・シークエンスは衝撃的でしたね。
『マイティ・ソー バトル・ロイヤル』における爽快な使い方とは真逆のサディスティックな雰囲気です。
フィンチャー監督によれば、この歌は北欧からやってきた旅人についての歌ということで劇中の世界観に一致したのと、それを女性歌手に歌わせることで悲鳴のように聞かせたかったと語っています。(音声解説より)
フィンチャー作品といえばインパクトのあるオープニング映像も見どころのひとつ。
『セブン』では殺人鬼ジョン・ドゥの犯行風景を、『ファイト・クラブ』ではエドワード・ノートン演じる「ぼく」の神経細胞を駆けめぐる電気信号を映像化しており、後から見るとそういう意味だったのか!と感じられる仕組みになっています。
フィンチャーによれば、この映画のオープニング映像はリスベットの悪夢をイメージして作られたとのこと。
リスベットと思われる女性が繰り返し顔面を殴打されるカットからも、この映画が女性に対する暴力(そしてそれに対するリスベットの怒りや恐怖)にフォーカスしていることがわかります。
また、途中で現れる火は父親を燃やした過去、リスベットにとっての辛い記憶を示しています。
2.ミカエルはなぜ裁判で敗訴したのか?
ヴェンネルストレム事件について映画では詳しく語られてはいません。
ミカエルは銀行マンの友人からヴェンネルストレムの投資に関わる不正の情報を入手し、調査を進めていました。
そんな最中、ミカエルのもとにヴェンネルストレムに関するさらに重大な情報を持った情報提供者が現れます。
証拠もしっかりと揃っていたため、ミカエルは最初に調べていた事件の代わりにそちらを取り上げることにしました。
ところが、その情報提供者はヴェンネルストレムが送りこんだ刺客だったのです。ミカエルが自分を嗅ぎ回っていると察知したヴェンネルストレムが事前に手を打ち、偽の情報をつかませたのでした。
当然すべての証拠は捏造されたものであり、情報提供者も雲隠れしてしまったため、ミカエルは自身の正当性を主張することができず敗訴してしまったのです。
なお、フィンチャー版では罰金のみで済んだということになっていますが、原作とスウェーデン版映画では3ヶ月服役しています。
3.アニタとハリエットはどうやって入れ替わったのか?
本作における最大のどんでん返しとして、ハリエットが生きていたこと、そしてアニタだと思っていた人物がハリエットだったことが明らかになります。
最初に会ってた人物がじつは重要人物だったって展開良いよね。
さらっと説明されてしまうのでわかりにくいですが、ハリエットはアニタのパスポートを使い、アニタの夫とともに「夫婦」としてスウェーデンを出国したとされています。
本物のアニタ夫妻はその後交通事故で死んだようです。ミカエルによれば記録が役所に残っているということですが、ヴァンゲル家の人たちがこのことをまったく知らないのはちょっと不思議ですね。
じつはこれはフィンチャー版のオリジナル展開であり、原作とは大きく異なります。
ハリエットがアニタの手引きで逃亡したというところまでは同じですが、原作ではハリエットはアニタのパスポートを使ってロンドンに飛び、その後結婚してオーストラリアに移住しています。
アニタ・ヴァンゲルがロンドンとオーストラリアに同時に存在している状態になっているわけですが、北半球と南半球の人間を照合される機会などほぼないので、アニタの二重生活が成立しているわけです。(さらにハリエットは結婚したことで新しい姓のパスポートを入手している)
ミカエルはアニタの電話を盗聴することでハリエットの居所を突き止めオーストラリアに渡るのですが、映画ではアニタが誰にも電話しない=アニタ自身がハリエットという流れに改変されています。
なので原作を知っている人ほどこの展開には意表を突かれるわけです。
映画のオチは個人的に好きですが、ロンドンとスウェーデンでは距離が近すぎてバレるリスクが高そうだし、役所にも記録されている本物のアニタの死がなぜヴァンゲル家に伝わらなかったのかという疑問が残ってしまいましたね。
ちなみにこの展開はオーストラリアまでロケへ行く時間を節約するために考え出されたそうです。
4.ヘンリックに押し花を送っていた人物はだれか?
これもさらっと触れられただけでしたが、毎年ヘンリックに押し花を送っていたのはハリエット本人でした。
彼女は国外に渡ってしまったためヴァンゲル家のその後の様子を知らず、自身の生存を知らせるために送っていた押し花が逆にヘンリックを苦しめていたという事実に気づくことができなかったのです。
原作では航空会社に勤務しているアニタ(本物)が世界各地から発送していたという設定でしたが、スウェーデン版ではアニタはすでに故人という設定になっており、またフィンチャー版でも本物のアニタは死去しているためハリエットがどのように発送元をごまかしていたのかは謎です。
スウェーデン版との違い
すでにちょいちょい触れてきましたが、スウェーデン版映画もかなり違いがあります。
たとえば、スウェーデン版ではヴェンネルストレム事件についてのストーリーラインが大幅に省略されています。ヘンリックが見返りに裁判の証拠を差し出す、という条件についてもカットされています。
事件解決までの流れも大幅に異なります。
フィンチャー版ではミカエルは娘の言葉をきっかけにハリエットの聖書の暗号に気づきますが、スウェーデン版ではリスベットがミカエルのPCをハッキングして独自に暗号を解き、ミカエルにヒントのメールを送るという流れになっています。
また、スウェーデン版では連続殺人の被害者がユダヤ系ということからナチス信奉者のハラルドが怪しいと考え、ミカエルが彼の家に乗り込んで対決するというオリジナル展開もあります。
しかし、一番の違いはミカエルとリスベットの描きかたの差でしょうか。
スウェーデン版でミカエル・ブルムクヴィストを演じるのはミカエル・ニクヴィスト(役とめっちゃ名前似てる)。
こちらのミカエルは穏やかな中年のおじさんという感じで、ダニエル・クレイグのような精悍さはありませんが、原作のイメージには近い気がします。
リスベットに対してただ戸惑っているだけのようだったフィンチャー版のミカエルと比べると、リスベットに対してはっきり愛情を示しており、むしろミカエル側からの矢印が強いように見えます。
一方、リスベット・サランデルを演じるのはノオミ・ラパス。
乙女な一面を覗かせていたルーニー・マーラのリスベットと比べると、無骨でタフな雰囲気。フィンチャー版がメロドラマのようなしっとりした雰囲気で終わるのに対して、こちらのリスベットは男にとらわれず前向きに突き進んでいくような終わりかたが印象的でした。
いずれにせよ、スウェーデン版はそれほどふたりの恋愛描写を重視していないように感じます。原作の解釈により近いのはフィンチャー版という感じがしますね。
全体的に、スウェーデン版が重々しくバイオレンスに描いているのに対し、フィンチャー版はスタイリッシュにかっこよく仕上げています。
フィンチャー版でとくに印象的なのはマルティンがミカエルを拷問するシーンでいきなりエンヤの"Orinoco Flow" を流しはじめるシーン。
これは原作にもスウェーデン版にも存在しないまったくのオリジナル演出。
ちなみにこの曲を使うというアイディアはダニエル・クレイグの発案とのこと。
暴力的なシーンに美しい音楽を合わせるこの手法は、『時計じかけのオレンジ』『地獄の黙示録』『グッドフェローズ』『邪神ちゃんドロップキック』など数多くの名作で用いられている手法ですね。
【メデューサの連絡袋くっせえ】邪神ちゃんは激怒した!(BGM:アヴェ・マリア)
— 【6/6は666サバト】邪神ちゃんドロップキック (@jashinchan_PJ) 2020年5月3日
第5話もはちゃめちゃです。放送は明日!#邪神ちゃんドロップキック #jcdk pic.twitter.com/005ewXc7LU
原作小説、スウェーデン版、フィンチャー版いずれも違った持ち味があって面白いのでぜひ見比べてみてください。
◯
ちなみに、2019年にはフィンチャー版の続編として『蜘蛛の巣を払う女』が公開されました。
続編といっても監督もキャストも全員替わってるのでほとんど別物と言ってよさそう。
核兵器を操るプログラムを巡って闇の組織と対決するというストーリーで、内容は完全にジェイソン・ボーン方面のスパイアクションもの。
かっこいいシーンも色々あってこれはこれで面白いんだけど、『シャイニング』と『ドクター・スリープ』ぐらい別ジャンルの映画になっています。
ミカエル役の俳優がめちゃめちゃイケメンだったけどほとんど見せ場なくてインセプションの渡辺謙状態になってた。
ドラマ化の企画もあるらしいので今後の展開が気になるところですね。
今回の結論: 女の子は殴らないほうがいいよ。
(おわり)