大きく吸って、せーの!

 

あ・え・い・う・え・お・

 

アノス・ファンユニオンに俺も入れてくれ!!!!!!!!!!!!

 

クール終盤とは思えないこのテンションの高さ。

魔王学院の不適合者より面白いアニメこの先2000年は現れないと思う。

Netflixの総合ランキングで圧倒的人気の『愛の不時着』上回ってるの面白すぎる。

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愛の不時着、ありがちな韓流恋愛モノかと思って敬遠してたけど最初の数話見てみたら思いのほかキレキレのコメディドラマで面白そうだった。韓国の財閥令嬢が竜巻に巻き込まれて北朝鮮に不時着するというぶっ飛んだ設定が笑える。

 

コメディドラマといえば最近見始めた『ブルックリン・ナイン-ナイン』も楽しい。

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ツイッター(の僕のタイムライン)で話題沸騰中のニューヨーク市警99分署を舞台としたドタバタコメディ。

体内環境がアニメの尺に最適化されているので1話30分で見られる気軽さがめちゃめちゃ身体に馴染む。 

堅物だけど部下思いでお茶目な一面もあるホルト署長が特にお気に入り。

 

30分でこれだけ面白いとなんで毎回1時間も我慢してドラマ見てるんだろうという気持ちになってくる。

アニメも初回1時間スペシャルとかやられると途端に気力が削がれてしまう。まあ見始めると面白いんですけどね。  

というわけで今回は最近見た30分モノのコメディで面白かったやつを紹介します。 

 

 

それが現在Amazonプライムビデオで配信中のHBO製作ドラマ『バリー』

元軍人の殺し屋がひょんなことから演劇の世界に足を踏み入れてしまうという一風変わった設定のブラック・コメディ。

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あらすじ

生きる目的を見失い、命じられるまま人を殺して生きてきたバリー・バークマンは、標的である男を追っているうちに小さな劇場の演劇クラスに迷い込んでしまい、成り行きで即興の芝居をさせられることに。

そこですっかり演劇の楽しさに魅せられてしまったバリーは、殺し屋稼業から足を洗ってオレは演劇一本で行く!と決意するが優秀な殺し屋である彼を裏社会のマフィアたちが簡単に解放してくれるはずもない。

バリーは無事裏社会から足を洗って演劇の世界で成功することができるのか。

 

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あらすじからしなんじゃこりゃって感じの展開ですが、れっきとしたコメディ。去年のエミー賞(ドラマ界のアカデミー賞)でもコメディ部門で複数ノミネートされており、主演男優賞を受賞しています。

 

ブルックリン・ナイン-ナインのように直球のギャグで笑わせてくるタイプの面白さではなく、シュールで噛み合わない空気感にニヤッとさせられるタイプのユーモアがまた良い。

シチュエーション自体はめちゃめちゃシリアスなのに基本バリーが演劇のことしか考えてないのが面白い。

闇社会で生きてるのに劇団員と繋がるためにFacebookを始めちゃったり、狙撃ポイントから標的を狙ってるあいだも演技のハウツー本を読んでたり、マフィアの怒りを買って今すぐ暗殺を実行しなければ相棒を殺すぞ!と脅されている状況なのにレッスンの時間になると普通にそっちを優先したりする。

殺し屋ゆえに殺人者であるマクベスの役にめちゃめちゃ感情移入しちゃったりもするのも好き。

 

知ってる人には伝わると思うんだけど、表の仕事と裏稼業の二足のわらじでドタバタしてる構図が『DEXTER』にそっくりでたまらないんですよね。

デクスター シーズン1 Blu-ray BOX

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  • 発売日: 2012/09/14
  • メディア: Blu-ray
 

やってることは相当バイオレンスなのにそれがコントみたいな笑いに繋がっちゃうあたりも近い。 

ていうかそもそもバリーの風体がデクスター意識してるのかな?って思うくらい似てる。

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悪人だけを狙う殺し屋バリー・バークマン

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悪人だけを狙う殺人鬼デクスター・モーガン

理由こそ違えど、どちらも正義感ではなく個人的な目的で殺しをやってるというところが面白い。

なのでデクスター・ファンユニオンの方々には特にイチオシ。

sia24601.hatenablog.com

 
バリーのちょっとズレたキャラも面白いんだけど、クセの強い劇団のメンバーや、アホばっかりだけど怒らせると怖いチェチェン人マフィアなど、周りを固めるメンツもなかなかに濃い。

まあ紙を喰らう本物の異常者が登場するひなこのーとには敵いませんが…。

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現代のハンニバル・レクターこと夏川くいな

コメディ一辺倒かと思いきやサスペンス要素も盛り込まれていて、シリアスなところはしっかりシリアス。 マフィアに抹殺されそうになったり刑事に正体がバレそうになったり、終盤はかなりハラハラする展開になっていく。

殺人者としての逃れられない運命に苦しみながらも、人生の意義を求めて必死にあがくバリーの姿に共感すること間違いなし。

  

現在はシーズン1全8話が配信中。1話30分もないのであっという間に見れちゃいます。

本国ではすでにシーズン2も放送されていてシーズン3製作も決定してるらしいけど日本での配信はまだ。はやく続きが見たい。

第1章 “己の名を上げろ”

第1章 “己の名を上げろ”

  • メディア: Prime Video
 

 

30分モノはドラマなんて長くて見てられない!という忙しい現代人や集中力のない萌豚でも楽しめるのがいいですよね。

5分で手軽にブヒを摂取できるウィダーインゼリーみたいなアニメが流行るのもよくわかる。

そしてお手軽アニメの最たるものといえば本編のおまけで付いてくるミニアニメ。

なので最後にぼくのお気に入りのミニアニメを発表します。

 

ティグルくんとヴァナディーちゅ

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本編では滅多に見ることのできないリムアリーシャちゃんのブヒ大爆発のミニアニメ。よくわからん戦争シーンよりもこれを本編でやってくれ。魔弾の王と戦姫はこの作品を見てはじめて完成するといっても過言でない。

 

ようじょしぇんき

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ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフちゃんが本編よりも可愛いことで有名な作品。この絵で本編やってくれてもいいよ。漫画版のヴィーシャちゃんは美少女すぎて目が潰れてしまうのでこのくらいがちょうどいいのかもしれない。

 

少女週末授業

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本編が救いなさすぎるので チトちゃんとユーリちゃんが楽しそうにしてるだけで嬉しい。

アニメじゃないけどイゼッタちゃんが毎回いろんな死に方する週末のイゼッタも好きだった。

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2分の帰宅部

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アニメの合間に流れるので実質アニメ。

ノイズになるので声優の顔はなるべく見ないようにしてるのですが、2分の帰宅部は番組の間で強制的に挿入されるので見ざるを得ない。

声優さんたちがグダグダやってるだけというぼくの苦手なタイプのやつなんだけど、何十回と見てるうちに一生懸命がんばってる小林美晴さんをだんだん応援したくなってきてしまうのですごい。

でも必要に応じてスキップできるようにしてくれると嬉しいな…

 

 

ちなみにぼくが一番好きな短編アニメは言わずもがなヤマノススメ魔法少女なんてもういいですから。ゆずかちゃんが辱めを受ける姿また見たい。

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ラヴィちゃんはてーきゅうの世界に行っても普通にやっていけそう。

 

ラピスリライツももうすぐ終わっちゃうのかと思うと寂しい。

アノス様もまだまだ暴れてくれそうだし陽渚ちゃんの目もあと五回は死んでほしいし今期アニメレース最後まで見逃せないね。

 

 

それじゃあみんな、せーの! あ・え・い・う・え・お・

アノス様応援歌合唱曲第三番《絶・魔王》

 

(おわり)