はい、それでは問題です!
殺伐とした今期アニメを行く溜息を零してしまうほど監禁したくなるヒロインは一体誰でしょう?
そう、One Roomサードシーズンちゃんです!
みなさん😁
— TVアニメ「One Room」(ワンルーム)公式 (@anime_one_room) 2020年10月5日
この後、TOKYO-MX25:05~
「One Room サードシーズン」第1話を放送します😍
是非、見てください✨#oneroom #OneRoom pic.twitter.com/hOWp2xh8bZ
ほぉ〜〜〜〜〜
6号ちゃんは部室がワンルームなんですね。
というわけで今回はOne Roomちゃんに出演してほしい!イチオシのソリッド・シチュエーション映画を紹介したいと思います。
ソリッド・シチュエーションとは?
ソリッド・シチュエーションはワン・シチュエーションとも呼ばれますが、1つの限定的な状況で繰り広げられる作品ジャンルのことです。
ロケやセットに費用をかけられない低予算作品に多く、限られた予算の中でどう面白く料理するかがキモになります。
基本的に会話劇が中心となるため、役者や脚本の技量が問われることになります。
ぼくはこういった制限的自由の中で君はどう面白くするかって問われたみたいな作品を見るのが超好きなので、この手のジャンルも大好物。
そして一般的にソリッドシチュエーションといえばスリラーやサスペンスが定番。
それでは6人のOne Roomちゃんにふさわしい映画を考えてみましょう。
CUBE
ソリッド・シチュエーション映画の草分け的存在。
目が覚めたらなぜか殺人トラップが仕掛けられた立方体の部屋に閉じ込められた人たちがなんとか脱出を計ろうとする話。
閉じ込められた者同士で協力したり反発したりしながら、隠された暗号を解いたり危険な罠をかわしたりしてく過程が面白い。
「なんで閉じ込められてるの?」とか「なんのために作られた施設なの?」などといった細かいことを気にしてはいけません。
ソリッド・シチュエーションの魅力がたっぷり詰まったオーソドックスな入門編である本作はサードシーズンから初登場した正統派美少女琴川晶ちゃんに挑戦してもらいたい一本ですね。
SAW
CUBEがソリッド・シチュエーションの草分けだとすればこちらはそれを完成させたまさしく金字塔的なシリーズと言えるでしょう。
謎の殺人鬼ジグソウによって攫われた人々が究極の決断を強いられる過酷な「ゲーム」に挑戦させられる話。
ジグソウの「ゲーム」で生き残るためには必ず自分や他者を犠牲にしなければならず、人間の醜い本性が次々暴かれていきます。
視聴者を飽きさせないバリエーション豊かな殺人トラップに加え、シリーズ恒例のどんでん返しが話題を呼びました。
「3」以降は過激なスプラッター映画になっていくため苦手な人は要注意ですが、一作目はゴアシーンも無く良質のサスペンス映画に仕上がっているのでグロだけはダメ!(雪村あおい)という人でも楽しめる作品になっています。
ジグソウがターゲットにするのは生を軽んじる人間や罪を犯した人間だけなのでここは当然花坂結衣に参加してもらいます。
リミット
目が覚めたら地中深くの狭い箱に閉じ込められてた男の話。
数多のソリッド・シチュエーション物の中でも本作は究極の狭さ。約90分間のあいだ、箱の中だけで話が進行していきます。
携帯電話だけを頼りに救助を呼ぶ方法を探るライアン・レイノルズの一人芝居が見どころ。皮肉たっぷりなオチも良い。
閉所での極限状態を体験することになる本作は、箱に詰めやすそうなサイズ感の桃原奈月ちゃんに参加してもらいたいところですね。
フォーン・ブース
謎の狙撃手に命を狙われ、電話ボックスから出られなくなってしまった男の話。
閉鎖的な場所に監禁される他の作品と違って、本作は開けた道路のど真ん中にある電話ボックスに閉じ込めめられてしまうというアイディアが面白い。
81分という短尺で、公衆電話だけを使って畳み掛けるように展開していくノンストップなスピード感が楽しい。
個人的にかなりオススメの作品です。
この映画は公衆電話と同じく消えゆく運命にある七橋湯の看板娘・七橋御乃梨ちゃんに挑戦してもらいたい。
unknown/アンノウン
リーアム・ニーソンが出てるやつじゃないほう。
謎の廃工場で目覚めた5人の男たち。なぜか全員が記憶を失っているのだが、状況を調べていくうちにこの中の誰かが誘拐犯で誰かが人質だということが徐々にわかってくる……という話。
全員の記憶が消えていた原因はかなり無理やりなんだけど、それ以外のアイディアや設定は面白い。
どっちが誘拐犯でどっちが人質かわからないというシチュエーションのおかげで、相手を本当に信用していいのか誰にもわからないという状況が生まれるのがユニーク。
終盤のどんでん返しはクドいぐらいなんだけどやっぱり盛り上がる。
ここはOne Roomちゃんの中でもみんなから忘れられがちな青島萌香ちゃんあたりに参加してもらいましょう。(適当)
エグザム
とある企業の選考に参加した受験者たちが世界一危険な就職試験に挑む話。
謎の部屋に案内された受験者たちに課せられたルールは3つだけ。
1. 試験監督、または入口に立つ警備員に話しかけてはならない。
2. 試験用紙を破損してはならない。
3. 部屋から出てはならない。
しかし渡された試験用紙はなんと白紙。
これだけのヒントをもとに、破格の報酬を約束された仕事を勝ち取ることができるのは誰なのか?
こういうルールを課せられる展開はやっぱワクワクするよね。正直腑に落ちない展開もあるんだけど、試行錯誤しながら答えを探していく展開は見てて面白い。
この作品に挑戦してもらうのはもちろん世界一可愛い就活生の天月真白ちゃんをおいて他にいませんね。
その他のワン・シチュエーション作品
スリラー映画以外で好きなやつです。
子ども同士のちょっとした喧嘩を、お互いの両親が話し合いで解決しようと思ったらどんどんエスカレートしていく話。
邦題こそおとなのけんかという可愛らしいタイトルですが、原題はCarnage(大虐殺)。その名にたがわぬ醜い喧騒が繰り広げられていきます。
戯曲がもとになってるだけあって、一つの部屋で繰り広げられる舞台のような軽妙なやり取りが見どころ。ジョディ・フォスターやクリストフ・ヴァルツといった有名俳優同士の壮絶な保護者バトルは必見。
ダイヤルMを廻せ!
アルフレッド・ヒッチコック監督の有名サスペンス映画。
とあるアパートの一室で行われた殺人事件の一部始終とその捜査が描かれる。
事件の発生から解決までを一つの部屋の中だけで描ききっているのが見事。
ロジカルな部分も多いのでちょっと集中してないと混乱しそうだけど面白い。
ちなみに『ザ・ホワイトハウス』で大統領や補佐官たちがみんなで映画見る回あるんだけどその時見てたのもこの作品。
同じヒッチコック作品の『裏窓』や『ロープ』もワンシチュエーションの傑作なのでまだ見たことのない人はチェックしてみてください。
チャンネルをMXに廻せ!('54)
— しあ (@123sheer) 2020年6月13日
十二人の男が怒ってる話。
ある殺人事件の被告となった少年の有罪・無罪を評決するために集まった陪審員たちがああでもないこうでもないと議論してるだけ。それだけなのにめちゃめちゃ面白い。
見て楽しめるだけでなく陪審員制度の功罪を描いた意義深い作品でもある。登場人物の名前がみんな番号なので名前の覚えられない十二人のブヒれるオタクにもフレンドリー。
三谷幸喜がこれをもとに作った日本版のやつもなかなか面白いのでおすすめ。
最終回を見ないと犯人がわからないのに最終回を見るととんでもない不細工が目に入ってしまうというSAWを超えた究極のジレンマを楽しめる作品。視聴は自己責任でお願いします。
◯
みんなにも知ってほしい、フレミー・スピッドロウちゃんの可愛さ。
今回挙げた以外にも『127時間』『es』『ギルティ』など一口にワンシチェーションと言ってもいろんな面白い作品があるのでぜひチェックしてみてください。
これは雪村あおいちゃんに挑戦してもらいたい
ところでついにドラマ『チェルノブイリ』を見始めたんだけど噂どおり超スゴい。
とにかく1話ごとの密度が濃すぎる。引き伸ばしが横行する昨今のドラマ界にあって全5話で完結っていうのも素晴らしい。どのドラマのこととは言いませんが…。
神様になった日がちゃんと1クールで話たたんでくれるよう神に祈ってる。
(おわり)