おちこぼれ系アカウント!
わたしたち、今期アニメアイコンです!
え〜みなさんこんばんは、今日の記事は〜〜??
ネズミ荘の〜〜〜〜!!
緑へもちゃん、萌へ……
名作揃いの秋アニメの中にあって異彩を放つアニメ『おちこぼれフルーツタルト』。
回を追うごとに歯止めの効かなくなっていくぶっ飛んだ描写の数々に毎週目が離せない。萌豚アニメかくあるべし。
出てくる女の子みんな可愛いけど中でもぼくのお気に入りは全日本この女の子の眼球をクリスマスツリーのオーナメントにしたい選手権第1位の緑へもちゃん。
一番てっぺんに飾りたい。
視聴率のためなら水着だろうが露出だろうがなりふり構わないハングリー精神、すべての作品に見習ってもらいたいね。
というわけで今回見たドラマが『殺人犯の視聴率』。
ブラジルで製作されたNetflixのドキュメンタリー・ドラマシリーズです。Netflixはドキュメンタリー作品にもすごく力を入れていて、検索するとそれこそ山のようにヒットするんだけど、その中でもとくに評判の高そうだったこのドラマが気になったのでチェックしてみました。
ドキュメンタリーかあ…と敬遠する人もいるかもしれませんが、侮るなかれ。
ノンフィクションだからこそ、フィクションにはないリアリティーと緊迫感がある。
全7話のドラマ仕立てで構成される本作は、ブラジルの人気司会者ウォレス・ソウザを取り巻く一連のスキャンダルを描いた衝撃の実話です。
今回はおちこぼれフルーツタルトに倣っていろは順でこのドラマの見どころを紹介していきたいと思います。
忙しい人のためのあらすじ
ソウザはブラジルのマナウスという都市で放送されていた『カナル・リブレ』という犯罪番組の名物司会者でした。
この『カナル・リブレ』という番組がかなりぶっ飛んでいて、放送中に強盗や殺人などの凶悪事件が起こると、いち早く現場へ駆けつけて一部始終をリポートするという大変センセーショナルな内容で人気を博しています。
まさに『ナイトクローラー』みたいな感じ。
ときには自ら現場に赴き、凶悪犯やギャングにも臆せず敢然と立ち向かうソウザは治安の悪化するマナウスの街で英雄視されるようになり、州議会の議員にも当選。
ますます人気の高まるソウザでしたが、ある日逮捕された一人の犯罪者がとんでもない自供をしたことから世間に激震が走ります。
「番組で報道されていた殺人事件はウォレス・ソウザの命令で行われた」
この発言を機に、ソウザへの疑惑が一気に高まります。『カナル・リブレ』はどんな犯罪現場でもなぜかいつも一番乗りで、ときには警察より先に事件の情報を入手していることさえあったからです。
まさかソウザは視聴率を稼ぐために自作自演の殺人を指示していたのか?
犯罪番組のヤラセ疑惑という前代未聞の事態に翻弄される警察や番組関係者の当時の様子が、当事者のインタビューを通して描かれていきます。
ろくでもない証人たち
あらすじだけ聞くとフィクションみたいな話だけど、これが本当にあったというのだからビックリ。
じつはこの事件、何年か前に世界まる見えだかアンビリバボーだかで見た記憶があって印象に残っていたというのも視聴を決めた理由のひとつ。
このドラマの面白い、というか恐ろしいところは、ソウザを追い詰める検察側と彼を擁護する身内側の視点がそれぞれに描かれているために、真実がものすごくあやふやなところ。
ある証人がソウザに不利な証言をしたかと思えば、突然「検察に脅されて自供させられた」と意見を翻したり、ある証人が検察に不利な発言をしたかと思えば「ソウザに金をもらって証言した」と話の前提をひっくり返したりするので、誰も彼もまったく信用できない。
なにしろこの事件、確たる物証は何もないのです。状況証拠や関係者の証言のみをもとにひたすら捜査が進行していきます。
おまけに証人は次々と暗殺されていくわ、マスコミの報道は加熱するわでしっちゃかめっちゃか。
視聴者側も二転三転する展開に振り回されてしまい、錯綜する報道に翻弄されていた当時のブラジル国民たちの感覚をまさしく追体験することができます。
果たして真実とは何か?
このドラマの主題は、果たして真実とは誰が決めるものなのか、というところにあるのだと思います。
結論を言ってしまうと、このドラマの中では一応の決着は着くのですが、本当の真実が明らかになることはありません。
というよりも、皆が正反対のことを言っているので誰にも本当のことはわからないのです。
僕はこういう考える余地を残す作品が好きなので、なかなか面白かったです。
検察の主張を聞くとなるほどソウザは悪いやつなんだなと思うし、市民や家族の話を聞くとやっぱりソウザは街に必要な存在じゃないか…と思わされてしまうし、都合よく誘導されてしまう自分がいる気がする。
一方的にメディアの報道を甘受し、暴力や犯罪をエンターテイメントとして消費する視聴者に対しても警鐘を鳴らされている感じがして考えさせられる部分もありました。
まあそんなドキュメンタリーではあるんだけど決してお堅い内容ではなく、ちゃんとドラマっぽい構成になっていて、毎回ラストで事態をひっくり返す証拠が出てくるなど上手い引きが作られていてサスペンスとして単純に楽しい。
最後には大物政治家やヤバすぎる巨大麻薬組織なんかも絡んできてブラジル全土を巻き込んだ『ブレイキング・バッド』顔負けの血みどろの大事件に発展していきます。
オタクは麻薬カルテルが出てくるドラマが大好き。
『殺人犯の視聴率』はNetflixで配信中です。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会でお前は誰が一番好きなんだよ
ところでおちこぼれフルーツタルトと視聴率を二分する今期のアイドルアニメといえばラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ですよね。
一番最初のラブライブは楽しんで見ていたもののだんだん飽きてきてサンシャインあたりからあんまり見なくなってしまった僕ですが、今回のやつは面白い。
その要因は完成度の高いMV風の楽曲シーンや個々にスポットを絞った一本気なストーリー構成…………もあるけど一番は目。
僕は今までのシリーズのぷよぷよの出来損ないみたいな眼球のデザインがどうしても受け付けなかったんだけど、新しい方では今風のシャープなデザインになっていて大変舌触りが良さそう。
例によって順位をつけようと思ったけど正直全員かなり好きで最下位を決めたくなかったので特に最近気に入ってる3人を選んで紹介します。
優木せつ菜ちゃん
歌ってる時はカッコいいのにそれ以外の時はちっちゃくてポンコツで可愛い。
最新話のゲーマーズで古典みたいなラノベ買ってるシーン見て一気に好感度上がった。
せつ菜、俺がアブソリュート・デュオを買ってやるからな。
エマ・ヴェルデちゃん
赤毛のアンみたいな見た目で可愛いなあと思ってたらホントに外国人設定でビックリした。
ジミー・マッギルのネガティブキャンペーンにも挫けずにアイドル活動がんばってほしい。
中須かすみちゃん
登場人物全員からカス呼ばわりされる前代未聞のヒロイン。
自分の顔の良さを自覚してない女の子も好きだけど自分の顔の良さを自覚してる女の子はもっと好き。でもたまに不安になっちゃってるのが可愛い。
楓Jといい神様になった日ちゃんといい周囲から雑に扱われる女の子が令和のトレンドなのかもしれない。
それからアイドルではないんだけど主人公の高咲侑ちゃんも好き。
アイドル活動そのものには参加しないけど、時に仲間として時に一人のファンとしてチームを支えるアベンジャーズのコールソンみたいな立ち位置が良い。
最新話でなにやら思わせぶりなシーンがあったけど、歌って踊るところを見たくもあるし今のポジションを貫いてほしい気持ちもあるし、続きの展開が気になるところ。
髪の毛をこの色に染める度胸あるの世界で侑ちゃんとビリー・アイリッシュしかいない。
本日のまとめ
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はマジで見たほうがいいよ。
◯
他にも良さそうなドキュメンタリーないかな〜と思って『猫イジメに断固NO!虐待動画の犯人を追え』っていうドラマも見てみたんだけどこれがまた超面白かった。
動画サイトに立て続けにアップされた猫の残酷な虐待動画に腹を立てたネットの住民たちが犯人を特定しようと一致団結する話。
世界のどこに住んでいるかもわからない犯人を見つけるために、ネットオタクたちが知恵を合わせて画面の端に映り込んだタバコの銘柄や掃除機の型番から地域を特定していく流れが面白い。
その一方で、犯人探しがヒートアップしすぎて無関係な人が誹謗中傷で自殺に追い込まれてしまったりといったネットの危険性も描かれている。
こんな感じで試行錯誤しながら犯人を絞り込んでいくライトなノリのサスペンスなのかな〜と思いながら見てたんだけど、途中から突然フィンチャー映画ばりの猟奇殺人スリラーになって度肝を抜かれてしまった。
とにかく全然予想できない方向に話が転がっていって、ついには話が国際規模にまで広がっていく。
特にラストでとある事実が明らかになるシーンではうおおマジか……ってひっくり返ってしまった。これ本当に実話????
サイコサスペンス系の洋画好きな人なら絶対楽しめるやつです。全3話で即見終われるので超オススメ。
実はネコぱら途中までしか見てないことフォロワーにバレたら僕が虐待されそう。
(おわり)