ミュージカル界の頂点に君臨する絶対王者『キャッツ』を打倒せよーー。
ネコぱら製作委員会のプライドを懸けた挑戦の物語が今、始まる!
ここから先なにも考えてない。
みなさん、ネコはご存知ですよね?
敏感に動く可愛いお耳、感情豊かに揺れる尻尾、そして二本足で歩くとっても素敵な生き物。
そんなネコがお好きなら、こちらのジェリクル・ボールにぜひいらしてみてください。
とびきりキュートなネコたちが、あなたをお待ちしております。
劇場版はいふり2回目を見るついでに映画『キャッツ』を見てきました。
もともとミュージカル映画は割と好きで、しかも今回は『レ・ミゼラブル』のトム・フーパーが監督ということでなおのこと楽しみにしてました。
批評家からめちゃめちゃにこき下ろされたことで話題になっていたけど、個人的にはけっこう良かったです。
キャッツ、どんなクレイジーな映画なのかとビクビクしながら観に行ったら普通に良いミュージカルで逆に拍子抜けした
— しあ (@123sheer) 2020年1月25日
楽曲はもちろんのこと、映像も見応えがあって良かった。ストーリー面ではやっぱり説明不足な部分も多いけど、そこは作品の主軸ではないのでしょうがないかな。
なによりミュージカルってふだん見る機会がないので、有名な作品をこうして映画で見ることができるのは単純に嬉しい。
序盤のジェニエニドッツが歌うシーンでは一瞬「あ、これアブない映画かな」と身構えたけど、そのほかの大部分は映像も綺麗で上品な感じでした。
【メーカー特典あり】 キャッツ - オリジナル・サウンドトラック(特典:ポストカード付)
- アーティスト:ヴァリアス・アーティスト
- 出版社/メーカー: Universal Music
- 発売日: 2020/01/22
- メディア: CD
キャストも豪華。ガンダルフやマグニートーで知られるイアン・マッケランや世界的歌手のテイラー・スウィフトが歌声を披露してくれるし、悪役マキャヴィティを演じるイドリス・エルバもカッコよかったです。
楽曲のなかでは、ラム・タム・タガーの歌う曲(その名も「ザ・ラム・タム・タガー」)が一番お気に入り。
ところでさっきからジェニエニドッツだとかラム・タム・タガーだとかヘンテコな名前が出てくるけど、この作品のネコたちは人間の知らない特別な名前を持っているという設定があるらしい。
マンカストラップだのデュトロノミーだのミストフェリーズだのスキンブルシャンクスだのマンゴジェリーだのランペルティーザだのクルルルシファーエインフォルクだのとにかくややこしくて全然覚えられなかったです。
その点ネコぱらはショコラとかバニラとかメイプルみたいなシンプルな名前なのでオタクに優しい。まあそれすら覚えられないんだけど。
なぜか二足歩行しながら喋るネコたち、ときおり狂気を感じる世界観、ストーリー性の薄さなど、ネコぱらと共通する部分がたくさんあるのでネコぱらファンの方もぜひチェックしてもらいたいです。
ネコっていいよね。
でもぼくは……水無月時雨ちゃん!
『フォードvsフェラーリ』も絶賛公開中なのでよろしくお願いします。
(おわり)